狭小住宅を建てる人必見!メリット・デメリット徹底解説

2024/07/01

狭小住宅を建てる人必見!メリット・デメリットを徹底解説

 

 

1. 狭小住宅とは?

狭小住宅とは、狭小地に建てられて住宅の事です。そして、狭小地とはその名の通り狭くて小さい土地の事。狭小地の面積や坪数に明確な定義はありませんが、一般には1550㎡)~20坪以下の土地を指す事が多く、それ以外にも変形地、間口が狭く奥まっている土地なども一括して狭小地と呼ばれる事があります。
狭小住宅では一般的に1階に玄関と水回り、2階にLDK、3階に主寝室や子供部屋といった間取りが多く見られます。一見、理想の家を建てるのは難しそうな狭小住宅ですが、工夫次第でお手頃価格で魅力のいっぱい詰まった住み心地の良い住宅に造り上げる事も可能です。
むしろ様々なノウハウや工夫が詰まった「限られた土地を最大限活用して建てた住宅」と言えるでしょう。今回は今ブームがおこりつつある、狭小住宅について徹底解説していきます。

 

2. 狭小地、狭小住宅のメリット

駅近や都市部など利便性の高い場所に多い

狭小地は首都圏や都市部の駅地価など、人気の高い場所に多いという特徴があります。通勤・通学・買い物など交通インフラが整っている場所であれば、日々の移動に自動車を使わない生活も十分可能です。

 

土地購入費を抑えられる

狭小住宅の最大のメリットと言っても過言ではないのが、土地が狭いがゆえに、土地購入費を抑える事ができるという点です。首都圏や都市部など、坪単価の高い場所であっても土地購入費を低く抑えて、利便性の良い場所に家を構える事が可能です。

 

税金を安く抑えられる

家にまつわる税金は多々ありますが、家や土地を取得するときにかかる「不動産取得税」、登記に関わる「登録免許税」、さらに住宅取得後毎年かかってくる「固定資産税」や「都市計画税」などはトータルすると額も大きくなるので、是非とも低く抑えたいものです。
これらの税金は全て「固定資産税評価額」に基づいて決められますが、この固定資産税評価額は土地面積に比例します。つまり狭小住宅のように土地面積が小さければそれらの税金も低く抑えられるという事です。
特に、固定資産税には住宅用地に対する特例措置があり、住宅用地の面積が200㎡以下の場合は課税標準額が価格の1/6になります。

 

家事動線や維持費など生活が楽

狭小住宅は床面積も小さいので、掃除をする面積や家事動線が短くて済みます。必要なものしか持たない、そんなシンプルなスタイルで生活が可能です。
また、上に記載したように税金だけでなく、修繕箇所も少なく済むので、維持管理費も抑える事ができます。

 

住まう人の個性が出せる

狭小住宅は狭い分土地の形を生かした間取りで設計されるため、オリジナリティあふれる住宅に仕上げる事ができます。
また、浮いた土地代や建設費用を使ってインテリアにこだわったり、デッドスペースを活用したりすれば、内容にこだわった個性豊かな住宅を建てる事が可能です。

 

 

3. 狭小地・狭小住宅のデメリット

居住空間が狭くなる

狭小住宅は必然的に居住スペースが狭くなってしまいます。間取りを工夫するなどの作業が必要です。

 

隣家との距離が近い

狭小住宅は近隣住宅との距離が近い事が多く、周囲からの視線や音が気になりやすくなる可能性があります。
窓の位置も開けたときに隣家と向き合う形にならないようにするなど細かな配慮が必要になります。

 

階段の上り下りが多くなる傾向にある

ファミリーで狭小住宅に住む場合、3階建てとなるのが一般的です。そうなると必然的に階段の上り下りが増えてしまいます。
買い物の後、重たい荷物を2階まで持って上がるのを重労働と感じてしまう事もあるかもしれません。
また、高齢になった場合の階段移動の負担もあらかじめ考えておく必要があるでしょう。

 

建築費が高くつく場合もある

隣家との間隔が狭いと、入り組んだ場所での建築資材などの搬入が難くなり、人の手による運搬や作業が増える場合があります。
そうなると人件費や駐車場代などが通常よりも多くかかってしまう事があります。
また、同じ理由で、外壁のメンテナンス等も困難になる場合があります。将来ちゃんとメンテナンスや修繕工事ができるか事前の確認が必須となるでしょう。

 

1階の日当たりが悪くなるケースが多い

周囲が土地ギリギリまで隣家に囲まれている事が多い狭小住宅は特に一階の部屋が採光不足になる事があります。
道路側からの大きな開口を取るなどの工夫が必要となります。

 

4. 狭小住宅ならではの建築ルール

狭小地で狭小住宅を建てる際「建築基準法」で特に注意すべき点が2つあります。1つは「北側車線制限」。
北側の隣家の採光・通風を確保するために設けられており、この制限が適用される場合は、住宅などの建物の高さに制限が付きます。もう1つは「道路斜線制限」で、こちらは道路の採光・通風を確保するためのもので、道路に面した建物が該当する場合には3階建てとなる事が多い狭小住宅に、デザイン面での影響が出やすくなりますので、法律上の制限ついても事前に調べておくのが安心です。

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5. 狭小住宅を建てるポイント

広く見える工夫

家の基本のコンセプトにはナチュラル、和風、モダン、北欧など様々なテイストがあります。
どのテイストを選んだとしても、狭さを感じさせない、広く見える工夫が必要となります。
色に統一感をもたせるのも方法の1つです。
また、大きな開口の窓や、天井を高くしてロフトや吹き抜けを設けるなど開放的な空間を作るのも効果的です。

 

階数の検討

狭小住宅は住居スペースを広げるために、2階、3階建てにする場合が一般的です。
2階建てでも十分な部屋数と家族のプライバシーを確保する事は出来ますが、3階建てになればフロアごとに用途を区切るなど、より空間の使い方の自由度が上がります。
お子様がいつも目に届くところにいてほしい、家族の存在を感じたいと思われる場合は、2階建てがお勧めです。2階建て、3階建てのメリットデメリットを検討し、理想のライフスタイルに合う家を建てる事が大切です。

 

階段

2階以上の住宅では階段が必須となってきますが、意外とスペースを占領してしまいがちです。狭小住宅の場合はどんな階段を採用するのが良いのでしょうか?階段と言っても様々な種類があるので、その家に合ったものを選びましょう。

①箱型階段

最もオーソドックスな形です。踏板と踏板の間を蹴込板でつなぎ、箱を重ねたような形をしています。

②らせん階段

設置面積が少なく狭小住宅でも取り入れやすいのがメリットです。省スペースなので、室内のどの場所にも設置できるのも嬉しいポイントです。

③アイアン階段

スペースがとられがちな直線階段であっても、踏板、桁、蹴込板で構成されるアイアン階段なら開放感もありオシャレ感も一気にアップします。

 

収納

狭小地ではわずかな空間も利用して上手に活用し、利便性の高い収納スペースを作る事が必要です。工夫の仕方によっては建物の構造自体を利用しながら、居住空間に影響を及ぼすことなく収納スペースを確保する事も可能です。
例えば耐力壁以外の壁の厚みを利用した埋め込み型のキャビネットや、飾り棚で見せる収納などです。
また、ロフトスペースなどを設けてそこを収納場所として利用するなどもできます。有効な空間を増やしより多くの生活空間を確保する工夫はたくさんありますよ。

 

採光計画

狭小住宅でも自然光を最大限に取り入れる工夫が必要です。
高窓や吹き抜けなどを活用して部屋全体を明るくする事で狭さを感じさせたい開放感を作り出す事ができます。

 

間取り・家事動線

毎日生活する空間だからこそ、オシャレさや見た目の良さを優先するのではなく、狭小住宅では特に、生活のしやすさを十分に考える事をお勧めします。
狭小住宅で、部屋数を多くしてしまうと圧迫感が出る上に風通しが悪くなってしまいます。
広く開放的な雰囲気を作るには空間を細かく区切らない事が大切です。家事動線を意識して間取りを作る事は家づくりにおいてとても重要なポイントとなります。
例えば洗濯が終わってから干す場所への移動、それを収納するまでの移動に無駄がない作りにするなど、スムーズに家事がこなせる動線である事を心がけましょう。

 

プロフェッショナルに相談

間取りや収納スペースなどに工夫が必要な狭小住宅では、早い段階から狭小住宅の設計や建築に詳しいプロフェッショナルに相談する事が大切です。
都市部を商圏とし、狭小住宅を多く手掛けているハウスメーカーや工務店を探すのが良いでしょう。
自分たちの希望を伝え、専門性の高いアドアイスをもらう事で、理想の家づくりに近づけるでしょう。

 

6. まとめ

いかがでしたか?
狭小住宅は交通の利便性が良い、低コストで建てられるというメリットの半面、間取りやデザインに工夫をする必要があると言えるでしょう。
そのためにはハウスメーカーや工務店など、信頼できるビルダー探しが重要になってくるのではないでしょうか。
こちらの記事が狭小住宅をご検討の方のお役に立てれば嬉しいです。

 

 

7. 京都で狭小住宅を建てたい方

wanocaは「広い土地を確保できない、都市部でも理想の家を建てたい」というお客様を応援致します。
狭小住宅のようにスペースが限られていても、工夫次第で理想の生活を手に入れる事は可能です。
「自然素材でつくる高性能×全館空調のパッシブハウスを京都に」というコンセプトを掲げ、体に優しい快適で健康なパッシブ住宅を低コストでご提供いたします。

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