建築工法は家づくりの大切な要素です:H様邸現場ブログ
2024/09/12
こんにちは、wanocaの広報担当中井です。
H様邸現場ブログ、今回の建築工法についてご紹介します。
建築工法とは家を建てる時の方法の事で、工法によって素材や構造が大きく変わってきます。ついつい間取りやデザインに気を取られがちな家づくりですが、建築工法も大切な要素なのです。
wanocaでは従来工法と呼ばれる木造軸組工法と欧米から始まった2×4(ツーバイフォー)工法を掛け合わせた工法で施工しています。
木造軸組は木の柱と梁で骨組みを整え、筋交いを斜めに入れる事で、耐震性を高める工法になります。一方で2×4工法は2インチ×4インチの製材で柱を組み、パネルで壁を作り箱型構造にする事で建物を支えます。
木造軸組工法はデザインや間取りの自由度が高い反面、面で支える2×4工法に比べ耐震性に劣り、骨組みに斜めにはいる筋交いにより、断熱材などが施工しにくいなどのデメリットがあります。
一方2×4にも、面で支えるため、揺れを分散しやすく地震に強い上に、既に出来上がったパネルを組み合わせる事で職人の技術に頼らない安定的な仕上がりになるメリットがありますが、パネルサイズが規定されているので、間取りやデザインの自由度は劣るというデメリットがあります。
wanocaの工法は、この2つの工法のメリットを組み合わせたものになります。
木造軸組み工法で自由な間取りを実現し、筋交いではなく2×4の様にパネル状の構造用面材を貼って面で建物を支え、高い耐震性を実現しています。また、wanocaの職人さんは長い間お付き合いのある腕の良い職人さんばかりなので、高い技術ですべての家に責任と誇りをもって向き合ってくれています。
この独自工法と職人さんの技術の高さにより、快適で丈夫な家が作られるのです。
次回は外張り断熱のお話です。お楽しみに!
wanocaは京都の工務店株式会社モアテックの高性能住宅ブランドです。
「自然素材でつくる高性能×全館空調のパッシブハウスを京都へ」を看板にかかげ、家族みんなが健やかに暮らせる快適で健康で省エネな家づくりに日々励んでいます。
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